日専連全国児童版画コンクール　|　第28回　日専連　全国児童版画コンクール静岡大会

ごあいさつ

　第28回目を迎えました「日専連全国児童版画コンク－ル」も、日専連カードのご支援を頂き、各校の熱心な先生方のご協力のもと、本年は32の小学校から1,031点もの個性豊かな作品のご応募を頂きました。これまで、本コンクールに携わった全ての皆様に、改めて、お礼を申し上げるとともに、引き続きご協力ご支援を賜りますようお願い申し上げます。また、今回選考されました静岡市長賞、静岡市教育長賞以下、入賞作品60点につきましては、本年も全国大会(主催／全国日専連、後援／文部科学省.日本版画協会)に出展させていただきます。昨年の全国大会にも多数の個性豊かな作品の応募がありました。

　私どもは、児童版画コンクールを通じて、子供たちの生きる力を育むとともに、地域の皆様のご支援のもと、ゆとりと潤いのある　まちづくり　を推進してまいりたいと思います。

　関係者の皆様の一層のご理解、ご尽力を重ねてお願い申し上げます。

協同組合静岡専門店会

　今回も、市内の小学校32校から1,031点に及ぶ“心が温かくなる”秀作が寄せられました。授業時間数の制限等で、なかなか造形の時間が確保しにくくなっている中、子ども達と先生方との共同学習の｢版画｣が、このように充実して行われていることに感謝と敬意を表したいと思います。今回のコンクールで気になった事柄を挙げてみます。

１　｢刷りがきれいだったなら｣、と思う作品がありました。｢刷り｣を子ども達　に経験させることも大事ですが、プレス機を使うと原板は圧力を受けてしまいます。すると、二刷目、三刷目は高さの差が無くなり、黒くなっていきます。時間が掛かりますが、先生方が行ったほうがきっときれいに仕上がりますよ。

２　作品を台紙に貼るとき、水糊よりもスティック糊のほうが、糊の跡がつかなくていいですよ。

審査員・飯作　俊岩（静岡市版画協会会員）

審査員・海野　茂　　　　　　　　　　　　