第２６回目を迎えました「日専連全国児童版画コンク－ル」も、日専連カードのご支援を頂き、各校の熱心な先生方のご協力のもと、本年は３２の小学校から１，０２７点もの個性豊かな作品のご応募を頂きました。これまで、本コンクールに携わった全ての皆様に、改めて、お礼を申し上げるとともに、引き続きご協力ご支援を賜りますようお願い申し上げます。また、今回選考されました静岡市長賞、静岡市教育長賞以下、入賞作品６０点につきましては、本年も全国大会(主催／全国日専連、後援／文部科学省.日本版画協会)に出展させていただきます。昨年の全国大会にも多数の個性豊かな作品の応募がありました。

　私どもは、児童版画コンクールを通じて、子供たちの生きる力を育むとともに、地域の皆様のご支援のもと、ゆとりと潤いのある　まちづくり　を推進してまいりたいと思います。

■選評

のぼりに登っている３人、みんなで登ってうれしい気持ちがよく表されています。高いところから下を見ると木が見えたり花壇には花が見えます。“高く登ったな“うれしい気持ちが表れています。腰が曲がっていたり、棒に足を絡めたり、両手で棒をつかまえたりと、人物の動きもよく表されています。

　審査員・飯作　俊岩（静岡市版画協会会員）

■選評

修学旅行の体験を作品にされたとのことですが、その時の光景をよく心に留められてきましたね。少し彫りすぎかな？と思いますが、「提灯づくりの作業場」で仕事に励んでいる職人さん、その仕事場の雰囲気がよく伝わってきます。左上のブラインドが生きています。

　審査員･海野　茂